If or… 12日2部

12日2部を観てきました。がっつりかぶりつき席で、筋肉堪能。ガリチビ好きというジャニオタらしい呪い持ちですが、ああいう筋肉は別腹で素敵だと思います。いい筋肉。あと、「真冬のホットファンタジー」がグッズにあれば、倍のお値段でも買ったのに!ってどんな感想。
でも、内容はネタバレしたら面白くなくなっちゃいすぎる舞台だと思うので、行かれる方は些細なネタバレもしないほうが楽しいかも。かも。

以下思いっきりネタバレです。


【OP】
新春は老人芸なんですね、了解です。そういえば帝劇で老人コスして、人生の真価は死ぬ時にしかわからないとかやっている滝沢さんと同い年。テイスト違いだけど、年老いてアイドルだった頃を振り返ってご臨終の流れは一緒。これが同世代ってことなのかな。


和室セットのなか、おじいちゃんな村上が、定職につかずフラフラしている孫相手にビデオレターを残そうとしているところで始まり。
そこへ間が悪くやってきた孫に、ビデオを隠しつつ、往年のエイトだった頃のおじいちゃんアルバム*1を見せて、若い頃の話をしようとするおじいちゃん。振り向いた半纏の背中には「元関ジャニ」の文字。上下緑ジャージで下は白い靴下にIN。白髪のヅラは、革命の滝沢さんヅラよりなかなかリアルに薄毛を再現しました的な。あちらは、艶やかな白髪長髪ヅラだから!
しかし、邪魔が入り、結局話は出来ないないままアルバムを置いてはける。
ちなみに、各メンバーのその後が語られて、亮ちゃんは黄門さまでマルヤスが格さん助さん、大倉が東山さんから仕事人主水役を奪っていて、ヨコが半分海外な巨泉さん的生活、すばるが池乃めだかの後を継いでいる設定で。



【もし村上が○○だったらシリーズ】
・もし村上が嵐だったら
 例のスケスケ衣装(白ver)で、ARASHIを歌い踊る。あれは、やっぱりいい年になってから着てはいけない衣装。いや、若すぎると別の意味で犯罪なんですけど。乳首ばっちり見えるなああああと思って見てきました。


・もし村上がKAT-TUNの上田君だったら
 レコメンでも「何で瓦割ってるんだろう」って言ってた気がするけど、そんなにインパクトあったのかな。ボクサー姿で瓦割りというテイ。実際は瓦じゃないセットなので割れません。プシューってしょぼい特効が出ます。


・もし村上がいまだにjrだったら
 Tシャツ白いパンツに、エイトののぼりで胡散臭い笑顔でいろは節。


・エイトの村上
 衣装はいろはの白法被。すばるパートやマルヤスパートで、歌えない合いの手専門な村上さん。「あんまり変わっとらん」って言ってはけ。



【村上くんを探せ】
映像シリーズ。ウォーリーを探せ的な。引きで雑踏→変装した村上をクローズアップの流れ。
1.渋谷の交差点(109のほう)→アキバ系オタク。汚めロン毛ヅラにキャップにケミカルウォッシュなジージャンジーンズ。漫画読んで交差点渡ってきます。ある意味罰ゲーム。
2.渋谷の交差点(スクランブルのほう)→アゲ嬢。EDの映像で、爪やデコ電も凝ってるのが見えて、拘ってるなーと思いました。アゲ嬢で意味なくパラパラ踊ってます。ヅラがもうちょっと上手くはまれば、よかったのかな。ずれずれです。



【村上が日本史の先生だったら】
わざとよれよれで染みのついた白衣。互い違いにボタンを留めた茶色の丈のあってないシャツ。変なハイウエストパンツ。裸足に健康サンダル。ちょっと爆発した白髪ハゲヅラ。
日本史をジャニーズ史に絡めて語るコーナー。
「794年 泣くよ渋谷ありがとうオカン」とか894年で、仁の留学ネタもあったけど、語呂合わせが思い出せない…。源氏と平家でどっちが勝った→勝因はローラースケート。支えた人はSMAPとか。そんな感じです。
あ、革命ネタもありました。産業革命IT革命→滝沢革命。帝劇に貼ってあるポスターがあのサイズのまま、どん!



【村上がグラドルだったら】
「真冬のホットファンタジー」グラドル村上信子のイメージDVD。ちなみに980円。
ピンクのビキニにパレオ巻いてます。海岸であははうふふ。反復横飛びっぽい動きに見えてごめんなさい。やっぱり体ごっついなぁああああ。長髪黒髪ヅラ。顔だけアップのときはまだ。全体が怖い。
白いひらひらミニワンピや、階段に座って足見せしたり、ビキニで脇見せしたり。とりあえず、毛は全く処理されてないので、そこが見所。ロケ地は富士山がとても綺麗に見える海岸でした。風が明らかに寒そう。いろいろお疲れ様です…。



【村上くんを探せ】
3.会議室→缶コーヒーのポッカ的な柄が村上さん。でもあんまり似てないような。
4.こどもが遊ぶ公園→真っ黒全身タイツに顔も黒く塗りつぶして木の影に。



【村上が売れないミュージシャンだったら】
レゲエアーティスト風な村上さん。ドレッドヘアにウエスタンなベストに意味の解らない格好。
これがいちばん好きだったかな。その割りに覚えてないのは、笑ってみてたらすっきり忘れたっていう。
オーディション会場で尊大な態度を取りつつ、最後は小心だったり、勘違いだったり、小者感。
「ボブ・レノン。ボブ・レノンだよ。…村上です」
「ジャンル分けとか好きじゃない。強いて言うなら俺というジャンル?…レゲエです」
バイトは週7でツタヤ。むしろ俺がツタヤ。キャバクラ好きな先輩・斉藤さんが作る曲は「まじやべえ。PCで作ってるの!」とかそんな感じで披露された曲がひどい。胸に下げた太鼓を叩いて、野性味溢れる動きな村上さん。
これのPVもあってそれは、歌詞も「合コンあるあるVER」でそっちは、「真冬のホットファンタジー」とセット販売してほしかった。昔々のカラオケで流れたPVっぽいっていうか、あのちゃちさ感がいい感じなPV。でもちゃんとCGは使ってます。



【Murakami1グランプリ】
このへん流れが前後してるかも。かも、というより、流れがかなりの確率で怪しい。
村上さんの過去のアイドル誌掲載写真から逸品を選択→対戦形式でお客さんの拍手が大きかったほうが勝ち抜け。
対戦順や写真の種類の細かいところは記憶が曖昧です、うんMCタイムでもあったんでって言い訳言い訳。
オールバック村上VSエクステ村上、牛乳飲んでる村上VS掃除してる村上、ドジョウすくいしている村上VSカツオ持ってる村上、雑誌初登場の村上VS初めての裸の村上。回によって人気が違うらしいです。
わたしの入った回は、最終的に「牛乳飲んでる村上」が優勝の流れ。ちなみに初優勝だったそう。
しかし、MYOJYOさん本当になぜこんな格好でって写真が多いのはなんで。


わりとフリートーク
・ヤスとすばるは身長誤魔化してる。can!ジャニのロケでヤスと一緒だったけれど、つなぎに着替える際に、靴*2を脱いだら、かなり背が低かった。村上予想は、ヤス161〜2、すばる164。
・女性スタッフは「掃除してる村上」オシだけどなかなか勝てない。ちりとりと箒のバランスが構図的にもいいと思う。
・カツオは本物じゃない。本物じゃないけどそのことを減点対象にしちゃだめ。
・16歳のときのほうが肌はキレイに決まってる。けどお前らだって肌は16の時のがキレイだったやろ。おんなじ!



【ED】
OPの孫として登場(OP時はおじいちゃんとして登場で、孫は、そこにいるテイ)。
おじいちゃんの遺影を前にアルバムをめくる孫。仕事が続かないことに負い目がある孫。頑張りたいけどどう頑張っていいかわからない。
アルバムを返すときに、ビデオレターに気がつく。
いろいろな仕事をして今があるおじいちゃん。歌も踊りも得意ではなかったとしんみり語るおじいちゃん。継続は力なりってことなのかな。クリスマス近い夜に東京のホテルでひとり泣いた時流れていた曲「戦場のメリークリスマス」を弾いてみせるおじいちゃん。
このエピソードは、結構聞くエピソードなような。ちゃんと弾いていたので、練習したんだろうなぁとまじまじ見てしまいました。すごいすごい。



【挨拶】
やれてよかった。もしもを考えたら切りがない。メンバーや周りの方に感謝とかそういう話。スーツのサイズが著しく合ってないなと思ったら、後ろを向いたら、白下着な裸のびっくりスーツでした。そりゃ、サイズも何もない。いや、いい肩甲骨でした。
もう一度出てきて挨拶するときには、ピンクTにデニム。
エイトとしても応援お願いします、と〆。



書いてみたら、意外と長くなってびっくりどっきりです。うん、観ていて楽しかった1時間45分でした。わたしは今回、1回きりなんですが、映像ものも他もフリートーク以外何も変えないでやっていると聞いて、リピーターばかりを相手にしない、そういう立場なんだなぁと思ったり。肌のくだりでは、同年代って共感できるポイントが良くも悪くもだなと思ったり。不自然だろうが誤魔化しながら化粧して生きていくんです。そして、逆らいすぎても良くない、と。ええと、また次の舞台があったら、お邪魔したいです。楽しかった!

*1:本当に切り抜きが貼ってあって芸が細かい。おばあちゃんが作った設定で「おじいちゃんの青春」というタイトル

*2:ファーつきブーツ