滝沢革命3日2部

行きたいと思って即帝劇に行ってきたあたり、こらえ性ゼロだよね、という話です。でも、行ってよかった!もう、次回入りたい気持ちでいっぱいなんですけど、どうしたら。

それでは、内容ネタばれしてる上に何の参考にもならない記録です、えい。


3年目にして初めて「革命」している革命。正確には「滝沢革命」じゃなくて「滝沢(=ヒデアキが成功させたユウマ)革命*1」かな。
例年通り、森に閉じ込められた海賊の民話スタート。閉じ込められた理由は、にっき(父)に横恋慕した王妃によってヒデアキとユウマの母親を殺され追われたから→王妃から追っ手がかかることによってヒデアキ軍(河合/橋本/渡辺/宮舘/佐久間)が森を出る→鯨やられる*2→王妃軍(戸塚・大将軍/五関/塚田/真田/野澤/深澤/岩本/阿部)にやられて姫がさらわれる→海に投げ出されて竜宮城→戻ってきて王妃軍と対立→ユウマが王妃側に懐柔される(姫が裏切り者)→ユウマを取り戻し王妃を倒すために攻め込む→姫がヒデアキを刺す→ユウマが絶望して青春の小箱(今回の説明だと「新しくやり直す小箱」なんですけども)オープン→世界崩壊+ヒデアキがお爺ちゃん。
以上1幕。
2幕は今野先生の理科からスタートは変わらず。ヒデアキの子供時代写真お披露目も変わらず→にっき(父)と確執はなくユウマ(弟)ともさほど蟠りがないので、お爺ちゃんパートは3人のお遊びパートっぽい*3→小箱を開けなおして時が戻り再スタート→王妃軍に懐柔されてるユウマと姫の間に次世代の王になる赤ん坊ができてできたというテイで王妃が子供さらってきて*4、ユウマが不要になり王妃に殺されそうに→にっきが王妃から泥沼ストーカー愛→ヒデアキが処刑されるユウマを救出にむかう→王妃がヒデアキを刺す→ユウマが王妃を襲うけれど姫が王妃をかばい、王妃が娘にほだされて自害→しかしヒデアキも致命傷をおっていて死亡→ユウマが王になる。
以上2幕。帝劇100周年ものが入ったり、五関さんに萌え設定があったりするんですけど、とりあえずざっと。
今回は、いろいろ破綻してるとはいえ1幕2幕で続き物のお話なので、少しいじれば、1幕→お爺ちゃんパート抜き→2幕で話が成立したんじゃ。
竜宮城でもらう青春の小箱は、世界を破滅させるけど、破滅させたこともリセット出来るアイテムなので、破滅(1幕終)→リセット(2幕お爺ちゃんパート)→再スタート(2幕)って、その一周回る意味はあるのかな、と。まあ、考えるな感じろ、だよね…!2幕の再スタートでは、ちょっと死者が蘇ってる気がしないでもないしね!


えー、そんな革命にはときめきポイントが山盛りてんこ盛りすぎて、いま泥沼にはまりこんで抜け出せない気持ちです。
まず、みやだての殺陣で、水面蹴りあげて敵を目潰しじゃないけど、綺麗に水飛沫があげてから切りかかるのがたまらないし、今のみやだての身体が贅肉が落ちてて本当にいい感じなんだよねー!!!
ただ、殺陣部分で、お互いが死ぬ前に「りょーた!」「しょーた!」叫び合うの聞き逃してるので、そこ確認するためにももう一回絶対入りたい。もう、自分の目が節穴すぎる!
見逃しといえば、竹をだてなべで持ってるところで、なべが失敗しちゃったのをフォローするのも、双眼鏡で背中をがん見しちゃったせいで見られてないんだよねー…。ちゃんと全体も観ましょうということで。
そして、今日最大のときめきは、みやだてが竜宮城パートの終わりに駆け込んできて、ヒデアキに王妃軍が攻めてきたのを告げるところ。
走ってきて止まるところで、するっと見事にコケそうになって、客席からも笑いが起こって、タッキーも笑っちゃって「やり直し!」って言われたのに、それは嬉しそうに全力で「はい!!!」って答えてやり直しに向かった瞬間かな。素直すぎる高校生こわいいいいいいい。生き物としてまぶしい気持ちになりました。甘くてすっぱいところが詰まってた、よ…!

竹林パートのスノーマンがあのださい衣装じゃなく、キスマイ降りの衣装になってることとか*5、当たり前だけど台詞が多いこととか、最近オシと言うにも憚られるくらいスノーマンのお仕事をちゃんと観られていなかったので、なんだかしみじみしちゃったり。

初演は袈裟衣装でみゅうとと一緒に揺れてたのになああああああああ。

えーと、そう袈裟といえば、岸くん!!!!!!!!
岸くんたちは笠を被らずに白鉢巻で、これが可愛いったらない。今回の坊主組はちょっと頑張ろうか、という気もするのですが(でも1日の千野くんがふらついてるのは、なんかしょうがないし可愛いからいい気がしたよ!)、岸くん踊り張り切りすぎでいいなぁ。足を折る時、ぐーっと深く角度いれてきたり、がっつがつしてるのがいい按配。
岸くんの気合いれた時の表情がすごく好みで、特に中空を睨みつける的な怖い顔がいいよねー。目が強い人の我の強さが覗く瞬間に弱いのでたまりません。
三味線の時も、声を出すところでの真剣さや張り詰めた感じが推せるなぁと。ちゃんとお腹から声出してそうなんだよねえええええええ。
ジュニアマンション(一番下手の下段)に入ってる時、後ろにお人形引き連れて踊ってる、あの不自由そうさにもきゅんきゅんきました。手首/肘/膝/足首で繋がってるアレ。
竜宮城のけったいな蛍光黄緑にいろいろ付いてる衣装は似合ってないと思うけど、竜宮城=ショタ天国なのは変わらずなので、お魚ひらひら担当はやっぱり可愛いなぁと思ったり。でも、踊ってる時は格好いいんだよねー。ダンス自体も観ていて好みですが、踊ってる時の下から睨むみたいな表情とか、その雰囲気が本当に好きだなああああああああああ。
セットが被って踊る岸くんが見えなかった曲もあったので、そこをちゃんと観るためにも、また革命行きたいなぁと思ってしまう革命熱がどうにも。
仲田くんの楽しさが溢れ出しちゃう感じの笑顔でのダンスも好きだったし、今回見所が多すぎて困る。書いてるうちに、もう一度観たいところや、見逃しちゃったところがぼろぼろ出てくるのが、もう!

えーと、切りがないので、今日はここまでで。今年の革命楽しいよ!話でしたー。

*1:王妃→ユウマで命が革まってるので

*2:鯨が皆勤の意味もあるのかな…!ちなみに、助けられないのでこれきっかけで竜宮城じゃない

*3:にっき主導の若干下ネタパートだよね…!

*4:ユウマが子供が出来る心当たりない風の描写を入れてくるあたり、脚本家の乙女心が垣間見えるというかね!!!

*5:でも光の球は持つ